こんにちは。nasです。
さて、佳境に入りつつある「AIR」感想文。第九話「つき」です。
どこまで泣けば気が済むんだ・・・。
ほぼ全編、涙を浮かべて見てしまいました。
特に泣けたところは、お手玉・神奈が飛ぶところ・神奈の見る夢・そら登場、あたり。・・・やっぱりほぼ全編。。。
お手玉のあたりは作画が微妙な感じもしましたが、気のせいでしょう、たぶん。「母上が見ておられるのだぞ!!」は泣けるよね。
神奈が飛ぶところは、そのエフェクトもあいまって感動が倍増。ここはアニメならではのいい動きっぷりだったと思います。月をバックに射られ続ける神奈には涙するのみ。(一瞬だけ劇場版エヴァがフラッシュバックしました。どちらにしろ辛すぎて涙)
神奈の見ている夢は「何故に皆、余だけを残して・・」というセリフが秀逸。だから泣くしかないじゃないか!!
「神奈のこともオレのことも忘れて、幸せになってもいいんだぞ」ってのも涙なしには見れないな。二人の暮らしがあまり描かれてなかったですが、そこはそれで。
そらは出てきた時点で涙。そらを見たら「結局なにもしてやれない!!」という住人の叫びを思い出すから。
終わり方が「来週からAIR編ですよ〜」って感じがしてナイス。最後に大泣きさせてくれることはほぼ確実。いやー、楽しみです。
でもやはり惜しいのは放送回数の少なさ。旅の途中での神奈と柳也の触れ合いが少なかったため、原作知らない人には神奈と柳也のキスがいまいち泣けなかったのではないかと心配します。
あとは裏葉の修行っぷりと、柳也の仕事っぷり。あの二人がしっかり好き合ってたからこそ、子供を作ろうという発想も出たのだと解釈してたのですが、これを見るとちょっとわかりにくいかも。特に裏葉の行動が自分勝手っぽく見える気が。時間の短さゆえ難点か。
まぁ、そんな文句は些細なこと。100点が99,9点になったくらいのもので。ベタ誉めしすぎですか。そうですか。
原作より涙が出る回数は多いのに涙が流れないのはなんでだろう、と考えてみました。
それはメディアの特性によるものなんでしょうね、たぶん。ゲームならクリックの手が止まるので涙が出終わるまで次に進めませんが、アニメなら涙が出てても場面が変わっていくので涙が流れるほど大泣きができないのだ、と。この辺は13話という短さも影響していると思うので、そこだけがほんとに残念。ま、それでも名作であることは間違いない。自分がいままで見てきたアニメの中でもトップの出来。・・言いすぎではないですよ。
関連:
AIR オリジナルサウンドトラック
AIR 1 初回限定版
AIR 2 初回限定版
最近、サントラをよく聞いてたりします。夏になったら再プレイしようかな・・・。
DESTINYが盛り下がっていくのとは反対に、盛り上がっていくAIR。ガンダムの名も地に落ちたか。・・ほんとにがんばってほしいよ。
それでは、また。