こんばんは。nasです。
今回はゲームの感想文「Another Century's Episode」です。
Another Century's Episode
以前の記事でいろいろ書いたのですが、いちおうストーリーモード難易度ノーマルをクリアしたのできちんと感想書きます。
・・と、その前にアマゾンの評価欄を見たのですが、散々ですね。そんなに悪くないと思うんだけどなぁ。
クリアして思ったこと、それは「難易度低いな」でした。
管理人はアクションが得意というわけでもないですが、簡単にクリアできました。何個かのミッションで2,3回失敗しましたが、ほとんど詰まることはなかったです。
簡単な原因は「CPUのバカさ」だと思います。ちょっとスピードを改造したビルバインさえあれば、全ステージで敵との戦いでは負けないと思います。
なぜなら、敵の周りをバーニア使いながらグルグル周れば一方的にこちらの攻撃だけを当てる状況が作れるからです。
さすがに一部ボスには効きませんが、大体の敵はこれで倒せます。
あと、適当に突っ込んで斬る、だけで倒せます。ビルバインの近接武器の攻撃力を上げておけば楽勝。
・・ですが、それだけでこのゲームを「つまらない」と判断するのは早計。
なんせ機体数が結構ありますから。
機体によって動き方が違うのを楽しむのが肝かと。
比べるのもどうかと思いますが、スーパーマリオを思い出してみてください。
初めてアレをプレイした時、なによりも「マリオというキャラが動かせる」ことが楽しかったのではないでしょうか。
A.C.Eも「機体を動かせる」ことが楽しいのです。ビームを撃つ、ミサイルを撃つ、敵を斬る、バーニアでダッシュする、地面を歩く・・・・いままでこうしたアニメロボ達をここまでストレスなく動かせるゲームがあったかどうか。
操作感は人それぞれだとは思います。ボタン一つで簡単にコンボが出来るのが嫌、という声もうなずけます。でも・・・そんな複雑な操作が必要なら、エースパイロット感が出ないのでは、とも思うのです。
敵の攻撃をものともせず、突っ込んで撃破していく感じはすごく出ています。それだけで楽しいんだからいいんじゃないかと。
ストーリーについては、きちんと事典を読みながら進めればさほど違和感はありませんでした。それほど燃えるようなストーリーではないかもしれませんが、個人的には楽しめました。
機体の編成についても「他の戦艦から機体&パイロットを編入する」という流れ(説明書を読まないとわからないかも)なので、ポイントで買うことに(個人的には)違和感はありませんでした。
そりゃ粗を探せばいっぱいあるでしょうが、そこまでけなされるほど悪い出来ではないです。やりこみ要素もあるし、楽しめるゲームだと思います。
アマゾンの評価欄は辛口ばかりですが、それは期待していたものが違っていたからではないでしょうか。
スーパーロボット大戦シリーズは初期の頃「シュミラマシリーズ」と呼ばれていました。あれはシュミレーションゲームというよりはドラマに近い感じのものです。
本当の意味でシュミレーションゲームというのは「大戦略」みたいなものだと思います。A.C.Eはどちらかといえば「大戦略」的なイメージです。ストーリーモードというよりキャンペーンモードと言ったほうがしっくりきます。
スパロボ的な「徐々にみんなが仲間になって敵を倒す」というような話ではないのです。
それを勝手にスパロボだと思い込んでプレイするから「キャラの声が出ない」だのという文句が出るのではないでしょうか。新しい作品なんだから、新しい評価をするべきだと思うのです。
例えばタイトルが「スーパーロボット大戦外伝」的なものなら、スパロボと違うという文句が出て当然ですが、これは「Another Century's Episode」なのです。スパロボっぽいけど、違うものです。まさにアナザー。アクションゲームなんだから当たり前ですが。
・・あまりにもアマゾンの評価欄がひどいものだったのでちょっと擁護しすぎな感もありますが、要は人それぞれです。楽しいと感じた人がいるのも事実。
欠点はいくらでもでます。1回つまらないと感じれば、欠点しか見えなくなるのも事実だと思います。
でも、食わず嫌いで終わるには勿体ないゲームだと強く思います。合わない人には合わないでしょうが、合う人には楽しめるゲームです。それだけは間違いない。
以上、何が言いたいかわかりにくい文章になりましたが、結論としては「当ブログはA.C.Eを推薦します」ということです。
新品でなくてもいい、中古でもいいから触ってみて欲しいと思います。
関連:「
ACEと二挺拳銃のその後。」
コメント欄にTKOが寄せてくれた文が冷静なので合わせてどうぞ。
自分が楽しいと思ったゲームがけなされてると腹が立ちますね。感じ方は人それぞれだとは思ってるんですが、思わず感情的になってしまいます。
人の意見は参考にはなりますが、最終的にどう評価するかは自分で決めることです。何人が「クソゲー」呼ばわりしても、僕はおもしろいと言いたいと思います。
それでは、また。