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感想文:ファウストvol.4 第一特集
こんばんは。nasです。

今回は感想文「ファウストvol.4」の中の第一特集「文芸合宿!Live at ファウスト!!」です。

ファウストvol4
ファウストvol4

ファウストは文芸誌です。小説だらけの雑誌なわけです。マンガとかも多少ありますが。
1・2号は売り切れ続出でプレミアがついていたほどの人気ぶりです。(いまは再販されてます)
創刊当初は、2号まで出ることが決まっていたものの、それ以後は人気等で存続か廃刊が決まるという実験的な雑誌でした。もちろん、存続が決定して、いまは季節刊になってます。

僕は2号から読み始めました。講談社の新しい試み、ということで始まったファウストに興味はあったものの、1号は店頭で見なかったからです。そのころ金がなかったし。
ちょうど今年の初めごろだったと思います。就職活動中でしたから。
それまでは西尾維新という名前も知らなかったし、滝本竜彦も知りませんでした。なんとか、乙一は名前だけ知ってたくらいで、よく1100円もする雑誌を買う気になったものです。

買った理由でいちばん大きかったのは、立ち読みした編集後記でした。

「−危ない橋は叩いても渡らない。あるいは、そんな橋は渡ったふりだけしていればいい。
そんな生き方はある意味では正しいのでしょう。しかし、その危険な橋を、未熟な送り手である僕と一緒になって渡ろうとしてくれた優れた作り手がいてくれたという事実を、僕は一生忘れないと思います。(中略)どうかこのVol.2を、隅々まで、心ゆくまで楽しんでください。そしてあなたの心の中で送り手である僕に活を入れてください。たった今からは、作り手でもなく、受け手でもなく、送り手である僕が作り手と受け手のために闘う番です。」

僕はかなり涙もろい方だと思います。この時も、立ち読みなのに目頭が熱くなりました。
ただの受け手に過ぎない僕に、その時できることが、立ち読みではなく買って読むということなら、それをしないことでどれだけ後悔するだろう。そう思いました。編集長のその言葉を信じて、買ってやろうじゃないか、とレジに向かったわけです。

家に帰って読み始めると、その濃さにのめりこみました。どの作品もおもしろい。インタビューコーナーには「YU-NO」の作者が載ってるし、すげぇ本だなコレ、と思いました。買って間違いはなかったのです。

夏になり、続刊が決定し、3号が出て、そして今回の4号です。段々ページ数が増えてますが、今回は800ページくらい。1470円ですが、それ以上の価値は確実にあると思います。

そして、まず読んだのが第一特集。乙一・北山猛邦・佐藤友哉・滝本竜彦・西尾維新の五人が、沖縄で合宿&競作&連作するというものです。誌上でライブ感を味わって欲しい、ということだったので一気に読みました。

詳しい内容は書きませんが、存分に楽しめました。「上京」をテーマにした競作では、乙一と西尾維新が良かったです。特に西尾維新。7時間で書いたとは思えない作品でした。
携帯から流れる、不思議なラジオ番組を描いた作品でしたが、途中なんでか泣けてしまいました。ラストは微妙でしたが。
テーマが上京だったので、来年3月に上京する自分と重なっていたところが大きかったのでしょうか。中学時代、よくラジオを聞いていたという人は多いはずです。そういう人に読んで欲しいと思いました。

リレー小説は、それぞれに作風の違いがはっきり見えるのに、話がつながって2転、3転していくのが面白かったです。ここでは、滝本竜彦の担当部分が印象に残りました。

後に続く東浩紀の講評にはうならされるばかり。的確な批評ってのはすごいな、と素直に思いました。西尾維新の競作について「ネットに批評を書いてる人とかが大好きな作品」と書かれていたのがドンピシャでした。(僕の書いてるのはあくまでも感想ですが。批評などという高尚なものが書けるほど知識がないので・・)

特集を通して読んで、やっぱり今回も買ってよかった、と思いました。他のところは全く読んでないけれど、これだけで1400円の価値はあると思う。

なんというか、もどかしいですが、とにかく読んでみてください。僕なんかがくだらない感想を書くのが申し訳ないほど、おもしろいので。


というわけで今回は以上。
いつにもまして内容がないですが勘弁のほどを。
だっておもしろい、としか言いようがないから。
この辺は自分の文章力のなさを呪うばかりです。

それでは、また。
| nas@みかん。 | 感想文:小説(本全般) | 02:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
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