こんばんは。nasです。
遅くなりましたが「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」第19話感想です。
例によってネタバレ注意。
今回は・・風邪ひいて頭が痛かったから更新が遅れたのも事実ですが、感想書く気が起きなかったというのもひとつあります。
その感想を一言で言うと・・・「表現を放棄しやがったな!」です。
そんな感想を抱いたのは、議長のセリフが原因です。これって、制作者がテーマとしているものをキャラの口を借りて言わせてるだけだと思います。
戦争の一つの面として、産業的な役割があることを言おうとするのなら、それ相応の描写をして欲しかった。議長に全て話させて、それで納得させようってのが視聴者をなめてる気がします。
この作品は、別に戦争についての評論文ではないはずです。評論ではない、娯楽作品として戦争を語るのなら、娯楽作品としての語り口があるはずです。
「戦争には産業的な側面がある」と言わせるだけでは、表現したといえるかどうか疑問に思うのです。武器を売って儲ける人がいるシーンとか、戦争によって潤ってる人がいる、といったシーンを用意せず、セリフのみで語らせる。これは「表現の放棄」と言ってもいいくらいのものだと思いました。
ミーアのライブとか、議長とレイの801シーンも結構引くものがありましたが、議長の一連のセリフだけは怒りが込み上げました。ちゃんと表現してほしい。願うのはそれだけです。
まぁ、見方によっては「アスラン達に明確な"敵"の存在をほのめかして意のままに操ろうとしている議長の戯言」とも取れます。そう考えると、捨てたものでもないとは思うのですが・・。
そんな中でも、アスランのセリフはかなり良かったと思います。やはり前作がある分、前作キャラは理解しやすいですね。しかし今作のキャラは・・・。
その他気になった点をいくつか。
ハイネはあと3回しか出ないはずなのに、こんなに出番少なくて大丈夫なのか。
議長の絵荒れが・・。シーンによって顔がころころ変わる。。。
来週は総集編?まさか・・ね。
ガンプラCMはどこに?
毎回、感想書く前に他のブログ様は見ないようにしてます。見ることで意見がそちらに引っ張られたりすることを避けるようにするためなのですが、今回は時間が空いたので見てしまいました。その中でも特に「
Sakura*Blog**」さんに共感。確かに真面目に考察したりするのがツラくなってきました。
ちなみに管理人は「∀ガンダム
地球光・
月光蝶」をまたしても見ました。これで通算5回目。戦争の悲惨さとかはこちらの方がやはり伝わってきます。「地球光」見ただけで2回は泣ける・・。
ミーアのライブを見ると、いつもミンメイを思い出します。
・・ほんとにがんばれ、制作。頼むから。
それでは、また。