こんにちは。
さきほど停電から回復したため、やっとパソコンから更新できます。
それにしても大規模な停電は久しぶりだったので驚きました。自販機も真っ暗だし、高速道路のライトすら消えてるし、真っ暗なコンビニがあったらしいし。台風の恐さを改めて思い知りました。
気を取り直して、旅の振り返り3回目です。
蚊に刺されまくったので、寝床を移動することにしました。
少し先に進んだところにスーパーを見つけたので、念のため虫除けスプレーを購入。ここで500円の消費は痛かったです。
もう少し進んだところに、明かりのついた小屋を発見。よく見ると「海南町役場前バス待合所」と書いてました。ドアついてるし、中にベンチあるし、寝るには最適の場所だと思いました。
ということでそこで横になり、しばし仮眠。
・・・眠れない。虫の声がうるさいのと、国道沿いなので車の音が凄い。そのうえ、近所のカラオケの音が聞こえてくる。酔っ払いが近くにいる声もする。暑いのは我慢できるとしても、騒音は我慢できませんでした。
でも夜なので、移動するわけにもいかず、耐えることにしました。
ウトウトしては起き、の繰り返し。結局2時間程度しか寝れずに深夜3時30分を迎えました。そろそろ明るくなるだろう、という予測を元に出発。初の野宿は、あまりいいものではなかったです。
出発してしばらくすると、山道に突入。ここが怖かった。
街灯が無いうえに車があまり通らないので、すごい暗い。しかも山から謎の鳴き声が聞こえてくる。
あまりの怖さに「あ〜!」と叫びながら漕いでいました。変なハイテンションだったのです。
次に明るいところがあったら休憩しよう、と思っても、ひたすら暗い道が続くだけ。必死に1時間ほど漕いだところでローソンを見つけた時は感動でした。
ローソンで夜明けまで立ち読みしてから、再出発。変わらず山道なのですが、夜が明けているのでさっきよりはマシです。雨が降りそうな曇り空を見ながら、徳島までの道を漕ぎ続けます。
途中、ついに雨が降り出したので、その時近くにあったコンビニでカッパを買う。そしてさらに漕ぐ。このあたりの道はアップダウンが激しい上に、山の中で景色が変わらないのでしんどいです。
その後は休憩できる場所もなかったので小松島市内までノンストップでした。(距離にして50キロくらい?)
ローソンでおにぎりを買い、先に進んで徳島市内に入ったのは10時半くらいでした。雨も止み、気分もよかったので風呂を探すことにします。本屋で立ち読みした結果、近くに温泉(といってもスーパー銭湯)があることがわかり、そこに向かいます。
・・・しかし、場所がわからない。看板によると「この先の橋を渡って左」となっているので従ったのに、全然見えてこない。結局市内を一周して、温泉を見つけたのは12時過ぎ。この時点でかなり疲れが出て、イライラしていました。
リタイアを完全に決めたのも、この時でした。無駄に動きまわって、疲れて、そのうえ飯も満足に食えないなら、旅の意味がないじゃないか、と思ったのです。徳島市内に来たのは初めてなのに、徳島ラーメンすら食えずに去らなければならないのは、もったいないと思いました。旅を楽しむために、リタイアしよう。そう決意したのです。
と、今日はここまで。
ではまた次回。